2014年11月02日

ブランドを身につけるということは

いわゆるブランド品を身につけるということは、どういうこと?

恐らく、
・その人のライフスタイル-好みやこだわり-を表す
・生活のレベル-だってそんな高額品を手に入れられるんだから-を表す
・その人自身の格付け-トータルのその人そのもの-をする
ということなのかな?

ワタシの知り合いで、全身ブランドずくめという方がいる。
それはそれはこだわりを持って、もうホント、頭の先から爪の先まで高級
ブランドというほど。

でも、その人に限って言えば、残念ながらブランドに着られてる。
全身からブランドと釣り合うだけのオーラが出ていない。
身のこなしがついてきていない。
だから、すごくもったいないと思う。

ブランドを身に着けるということは自分をトータルプロデュースするひとつの
手段でもあると思うんだけど、ワタシは、その時の生活スタイルや考え方が、
自然にそのタイミングに相応しいブランドを呼ぶものだと思っている。

なので、多分その人の場合も、今ふさわしいものが他にあるような気がする。

じゃあ、自分は?と振り返ると、まったくそんなモノを身につけられるレベル
にはまだまだ至っていないと思っている。

実は、20代前半の若き頃、ご多聞に漏れずワタシもブランドで身を固めて
いた時期があった。
それがきっかけで某ファッション誌に載ったこともある。
でも、あるとき、自分を隠す隠れ蓑に過ぎないと思い始め、そしたら必要で
なくなった。

もちろん、今もときどき手にすることはあるけれど、ブランド名というよりは、
その「モノ」に対して恋をすることが多い。
そんな時でも、必ず身に着けてみて相思相愛になるときだけ手に入れる
ようにしている。

その知り合いにもそんな時が訪れることを期待したい。


Posted by 壮 at 07:05